スパークお礼&アンソロジーのちょっとしたお話

こんばんは!少し遅くなってしまいましたが、10/7スパークありがとうございました!

皆様の応援もあり、無事に高銀年の差アンソロジーメトロノームふたつ」を発行することができました。本当にありがとうございます!

 

2月頭に発足した高銀年の差アンソロジーですが、わたし自身ここまで長い期間なにかに真剣に取り組むということが初めてで、スパークが終わった今ぼんやりとしています。次は何をやろうか。

 

これはアンソロジーのタイトル 高銀年の差アンソロジーメトロノームふたつ」に関してのちょっとしたお話です。

わたしは高校生の時にちょっと他の人よりも多めに美術をかじる生活をしていて、ある日素描で想定デッサンをやりました。その時の題が「時間」。

誰にも干渉されずに、時計の針の進む音、とは別に音もなく一定の速度で流れていく時。まるで水みたいに、手のひらで掬いあげようとしても指の間からするする落ちていって結局何もかも過ぎ去ってしまうこと。そういうことを考えていると、わたしははじめてこんなにも「時間」という概念が好きなんだなあと感じたことが全てのきっかけです。

その誰にも平等に、同じ速度で訪れる時間にある意味残酷に、時に優しく、縮められない距離。埋められない差。いつの間にか「年の差」というものにも大きな魅力を感じ始めました。余談ですがはじめて描いた年の差高銀は高校生の時の授業中にプリントの裏に落書きしたやつです。その時のわたしに「お前アンソロジー出したで」って言ったら泡吹いて倒れそう

その時の進む一定さを「メトロノーム」とし、その時を同じく刻む2人を「ふたつ」とし、「メトロノームふたつ」というタイトルが完成しました。タイトル考えるのホントに苦手なんですけどこれに関してはやるぞ!って決めた次の日には確定してました 不思議〜!

 

わたしにとって思い入れのあるタイトルをさんさんが素敵なタイトルロゴとしてデザインしてくださりました。このロゴマークがなければそもそもパチカという装丁もできませんでした……何回お礼を言えば気が済むんだ…?

そしてとってもびっくりするぐらいのご縁に恵まれ、素敵な方々にご執筆頂きこのアンソロジーがとっても華やかに仕上がりました。本当にびっくりです 何よりも執筆者12人のうち8人がイカやってることにびっくりしてます その率なんと3分の2

 

本当に本当にたくさんの方にありがとうございました!!各方位に足向けて寝られないので身体中の色んなところに頭付けて寝なきゃ

 

次は冬インテに参加する予定です。高銀です!アンソロジーと既刊とグッズを持ち込む予定です。出したい本はいくつかフワフワあります 早めに取り組んで終わらせていっぱいゲームするぞー!オー!